3/24 サッカー日本代表 ウルグアイ戦 考察

試合の感想と自身の考えをつらつらと書いてみます

前半

前半は両チームともに固い入りでしたね

前線からの守備はこれまでどうりで、ビルドアップを意識した試合運びでしたが

見事にうまくいきませんでした

新たな試みとのことですが、ビルドアップをしたいのなら先発メンバー確実に間違えてます

実際に前半の攻めは全く機能しておらず、チャンスはカウンターのみ

選手もやりにくそうでしたね

フォーメーション/人選ともにビルドアップに適していない状態で何を試したかったのか理解できません

逆にカウンターはぴったりハマっており、明らかに熟練度が違いました

中盤で守田選手が苦しそうにバックパスしているのが前半のすべてだと思います

前半38分頃に先制点を献上してからはよりビルドアップが苦しくなり

またウルグアイも無理に攻めずポゼッションを高めた事で

いつものカウンターサッカーの形が出来上がってました

後半

後半開始直後は前半の流れがそのまま続きました

変わったのはやはり選手交代

堂安(out)➡伊東(in)

浅野(out)➡上田(in)

2名の交代で攻めの歯車が嚙み合いだしました

ビルドアップが少しずつ機能して途中交代で入った2名で敵陣を崩しましたね

PK判定は覆りましたが、縦へのパスが何本か入るようになって生まれたプレイでした

さらに選手交代

守田(out)➡田中(in)

鎌田(out)➡西村(in)

カウンター気味の早いパス回しでお得意の右サイドを崩してからの西村選手フリー

いつもの日本の得点パターンでした

終盤は交代選手のアピールもあり縦への推進力はかなりありましたね

選手起用

まず先発メンバーが意味わかりませんでした

浅野選手の先発に何の意味があったのか

ワールドカップであれだけ機能しなかったのを忘れたんでしょうか

カウンターや特殊なシーンでは力を発揮するのでメンバー選出は理解できますが

ビルドアップやポゼッションサッカーには不向きなタイプです

ビルドアップを試したかったのなら上田選手か町野選手じゃないと

他のポジションが苦しくなるだけな気がするんですがね…

中盤のスタートは特に語る事はないです

信頼と実績のメンバーですから(笑)

DFは故障者の都合で選択肢がなかったですね

相変わらず人材不足のSB

特に右SBは問題が深刻ですね

正直、誰がやってもあまり変わりません

現在のサッカーはSBに要求する事があまりに多すぎて、基準を満たしているSBが少なすぎます

GKはケガでもしない限り交代はないです

シュミット・ダニエル選手をファーストチョイスに据えるのは少々心もとないので

他の選手を試してほしかったです

ただ、シュミット・ダニエル選手はビルドアップでの貢献度は高いので

今回の先発は無意味ではなかったかなと

気になった選手

期待していた中村(敬)選手はやっぱりおあずけ食らってました

残り2分じゃ何も分かりません

人材不足のSBで橋岡選手をちょっと期待していたんですがこちらもおあずけ

新戦力で唯一、フル出場した瀬古選手はちょっとゲームに入り切れてなかったですね

瀬古選手は故障者の都合でフル出場しましたが

結局、新戦力は使われることなく終わりました

練習や事前のリサーチである程度の算段はできているのでしょうが、

試合で使う事、試合で見せる事、がどんなスポーツでも重要な要素です

私が「森保監督は保守的だな」と感じるのが選手起用の消極的とも取れる部分です

日本代表のセットプレイ

日本代表の弱点をあげて下さいと言われたら迷わず断言できます

日本のセットプレイほどゴールの匂いがしないプレイは他にありません

今回もセットプレイはお粗末なものでした

まずキッカーがいない

セットプレイの強いチームには必ず絶対的なキッカーが一人はいます

日本にも過去にはいましたが、森保監督が就任してからは不在です

次にセットプレイのバリエーションがなさすぎます

特にコーナーキックはひどすぎます

TV中継で解説してる皆様

コーナーキックはもっと怒っていいですよ

あれはひどすぎます

何度もGKに取られているのにまったく変えない

GKも楽々捕球してましたね

日本のセットプレイは世界最下位です

日本代表の完成度

人選と戦術が噛み合っているのでカウンターサッカーは世界で戦える完成度にあると思います

日本サッカーがスペインなどにみられるパスサッカーに憧れているのは理解できますが

カウンターサッカーから派生する戦術は多くあります

なぜ今回ビルドアップにこだわったのか不明ですが

現状の戦力は確実にカウンターサッカーが適してます

3年でどんな人材が発掘されるかで戦術の幅が広がっていくので

可能性を模索した試合だったのかな?と前向きに捉えておきます(笑)

最後に

三苫選手はかなり対応されていた気がします

カウンター以外では自由に切り込めてませんでした

周りの選手がもっとサポートに回れていたら、ガツガツ切り込んでいけたでしょうね

試合展開は、カタールワールドカップのリプレイを見ているかのようでした

前半はストレス満載で、後半に発散!

三苫選手、伊東選手は改めて替えが効かない印象でした

トップ下のポジション争いはまだまだ混戦な気がします

次回3/28コロンビア戦は違った選手/戦い方をぜひ見たいものです

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